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Webライターの確定申告のやり方を解説!経費や帳簿記入、申告を楽にするポイントも

kazu

専業Webライター。未経験からライターに挑戦→半年後に月収50万円達成。スキルのあるWebライターを増やしたい、SEOの実践経験を増やしたいという目的でブログを運営しています。

「Webライターの確定申告ってどうやるの?」「どこからどこまで経費にできる?」「帳簿記入のやり方は?」こんな疑問を持っている方は多いと思います。

確定申告とは、売上・経費を計算して申告する作業です。経費や控除をしっかり活用すれば大きく税金を抑えられるため、正しい申告方法や帳簿記入のやり方を知っておきましょう。

この記事では、確定申告のやり方がわからないWebライターのために、以下の内容についてお伝えします。

正しい確定申告の方法を知ることで使えるお金を増やし、生活をより豊かにすることも可能ですので、ぜひ最後までご覧ください!

Webライターは確定申告が必要

Webライターは確定申告が必要

確定申告とは、1年間の売上・経費を計算して、税務署に申告する作業です。

サラリーマンの場合、会社が勝手に所得税を計算して納税してくれますが、個人事業主だとそうはいきません。

確定申告が必要なのは、次のような人です。

  • 給与収入が2,000万円以上
  • 給与・退職金以外が20万円を超える
  • 複数の給与の支払いを受けている

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年間所得(報酬 - 経費)が副業の場合20万円、専業の場合48万円を超えると確定申告が必要です。

なお、他にも副業をやっている人は、その他のビジネスの報酬も合算して計算しましょう。

Webライターの源泉徴収について

Webライターの源泉徴収について

源泉徴収とは、報酬から差し引かれる所得税のことです。

取引先が法人の場合は、クライアントがライターに代わって所得税を納税しています。

なお、クライアントに源泉徴収の義務が生じるのは、以下のような報酬が発生した場合です。

  • 弁護士、税理士報酬
  • 司法書士、土地家屋調査士、海事代理士報酬
  • 外交員、集金人、電力量計の検診人報酬
  • 原稿料、講演料
  • プロスポーツ選手等の報酬
  • 芸能人の出演料や芸能プロダクション等に対する報酬
  • プロボクサーへの報酬
  • ホステスやコンパニオンへの報酬
  • 契約金、広告宣伝用の賞金、競馬の賞金

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ライターの仕事は4番の「原稿料」に該当しますね!

源泉徴収込みで報酬を受け取った場合は、その旨をきちんと計上する必要があります。詳しい処理については、帳簿記入の項で詳しく解説します。

Webライターの確定申告のやり方

Webライターの確定申告のやり方

確定申告の手順は、以下の通りです。

各手順についてわかりやすく解説していきます。

①開業届を出す

Webライターを始めるなら、ぜひ開業届を出しておきましょう。

まず、確定申告の方法は2種類あります。

  • 白色申告
  • 青色申告

開業届を出しておけば「青色申告」ができるようになり、最大65万円の控除が受けられます。

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控除が増えれば、翌年に支払う所得税・住民税を減らせます!

開業届を出すメリット・デメリットは「Webライターが開業届を出す手順を解説!開業のメリットや必要書類の書き方について」で詳しく解説しています。

②売上を計算する

次に、1月1日〜12月31日までの売上を計算していきます。

12月中に仕事が完了しても、検収完了が翌年になってしまった場合、翌年分の売り上げとして計上されます。

なお「支払調書」があれば収入があった証拠になるため、保存しておきましょう。

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クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで稼いでいる方は、支払調書を発行できます!

直接契約の場合、支払調書が発行されないことがほとんどです。その場合、金額や支払者の情報、源泉徴収額がわかる書類(契約書など)を用意しておきましょう。

③経費を計算する

次に経費を計算しましょう。

きちんと経費を計上しておけば、その分収入が減るため節税になります。

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以下は具体的な経費の例です。

  • パソコン代
  • 書籍や新聞代
  • カフェ代
  • クラウドソーシングの手数料
  • 交通費
  • 打ち合わせに使用した飲食代
  • レンタルオフィスやコワーキング等の利用料
  • 資格の受験料や教材費用
  • セミナー費用
  • また、生活に関わる部分でも、仕事に利用していれば一部は経費にできる
  • 家賃
  • 通信費(携帯やネット回線の料金)
  • 水道光熱費

また、以下のような控除も忘れずに申告しておきましょう。

  • 青色申告控除
  • 医療費控除
  • 寄付金控除(ふるさと納税等)
  • 小規模企業共済等掛金控除(iDeCo等)
  • 生命保険料控除
  • 地震保険料控除

④申告書を作成する

売上と経費の帳簿記入が完了したら、申告書を作成しましょう。

申告書の作成方法は、以下の3通りです。

  • 税務署で作成
  • ネットで作成
  • 会計ソフトで作成

最もおすすめの作成方法は「会計ソフト」です。会計ソフトなら、帳簿記入をした内容をもとにそのまま書類を作成できるため、手続きが楽になります。

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特に青色申告の場合、書類作成が非常に面倒なので、会計ソフトを使わないのは非現実的です…。

なお、おすすめの会計ソフトは「弥生会計」です。

弥生会計なら帳簿記入はもちろん、申告まで全てネットで完結します。税務署に行く必要もないため、確定申告を簡単に済ませられます。

初年度無料なので、これから確定申告を行うもののやり方がわからないという方は、ぜひ登録しておきましょう。

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⑤申告書を提出する

確定申告書類が完成したら、申告書を提出しましょう。

提出方法は以下の3通りあります。

  • 税務署に持参
  • 税務署に郵送
  • e-Tax(イータックス)

e-Taxなら、ネットから申告できて楽です。最初は戸惑うかもしれませんが、前述の会計ソフトがあれば指示に沿って進めるだけですので、そこまで難しくありません。

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申告期限は翌年の2月16日~3月15日までなので、忘れないようにしましょう!

Webライターの帳簿記入のやり方【具体例付き】

Webライターの帳簿記入のやり方

確定申告の前に「どうやって帳簿記入したら良いの?」「具体的な記入方法がわからない!」という方は非常に多いと思います。

そこでこの項では、5つの場面に分けて帳簿記入のやり方を解説します。

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簿記の知識を持っていなくてもわかるように書いていますので、ぜひ参考にしてください!

①経費

まずは最も記入の機会が多い、経費について知っておきましょう。

Webライターの経費と、対応する勘定科目は以下の通りです。

借方勘定科目 使途
消耗品費 パソコン
パソコン周辺機器
メモやペンなど
新聞図書費
新聞
電子書籍
食費 カフェ代
打ち合わせの飲食代
支払手数料 報酬の振込手数料
クラウドソーシングの手数料
旅客交通費 移動のための交通費
諸経費 オフィスやコワーキング等の利用料
資格の受験料や教材費用
オンラインサロン等の月額費用
セミナー費用

例えば、1,000円の書籍を現金払いで購入した場合、帳簿記入は次のようになります。

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
新聞図書費 1,000円 現金 1,000円

何に使ったのかわからなくなってしまうのが心配な場合は、摘要に具体的な内容を記入しておきましょう。

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例えば、サロンの会費を諸経費とする場合は、摘要に「オンラインサロン会費」などと書いておくと良いですよ。

②売上

売上を入力する場合は、源泉徴収や手数料の有無に注意しましょう。

この項では、以下の3つの場面ごとにそれぞれ帳簿記入のやり方を解説します。

1. 源泉徴収なしの場合

源泉徴収されていない場合、帳簿記入は以下のようになります。

売上が発生した日

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
売掛金 50,000円 売上高 50,000円

報酬が振り込まれた日

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
口座預金 50,000円 売掛金 50,000円

2. 源泉徴収ありの場合

源泉徴収された場合、以下のように記入しましょう。

売上が発生した日

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
売掛金 44,985円 売上高 44,985円
仮払税金 5,015円 売上高 5,015円

報酬が振り込まれた日

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
口座預金 44,985円 売掛金 44,985円

源泉徴収の仕組み

源泉徴収された分だけ先に所得税を支払っているので、仮払税金の分が経費の扱いになり、翌年支払う所得税が減る。

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仮払税金を経費計上していないと、実質二重で所得税を納めることになるため要注意です!

3. クラウドソーシングで手数料が発生した場合

実は、クラウドソーシングの手数料も経費に計上できます。具体的には、次のように記入します。

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
売掛金 40,000円 売上高 40,000円
支払い手数料 10,000円 売上高 10,000円

③引き落としや入金

仕事と関係のないお金の動きがあった場合は、以下のように記入しましょう。

引き出し・引き落とし

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
事業主借  10,000円 普通預金  10,000円

預け入れ・入金

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
 普通預金  10,000円  事業主貸  10,000円
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事業に関係のない場合は「事業主貸」「事業主借」の勘定科目を使います!

④カードの引き落とし

カードで経費の支払いを行った場合も解説します。

まず、クレジットカードで5,000円の消耗品を購入した場合は、以下のように記入します。

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
 消耗品費  5,000円  クレジットカード  5,000円
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補助科目でカードの名称も書いておきましょう。

次に、先月カードで支払った経費が5,000円、カード自体の引き落としが10,000円の場合、以下のようになります。

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
 クレジットカード  5,000円  クレジットカード 10,000円
 事業主貸  5,000円
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事業主貸は「引き落とし額 - 先月の経費」の計算式で求められます!

このやり方は、普段使いのカードを切って経費を支払った場合の仕訳です。

面倒に感じるなら、ビジネスカードを作り、経費はビジネスカードのみで支払うようにすれば仕訳も簡単になりますよ。

⑤減価償却

減価償却とは、固定資産を複数年に分けて経費にしていくやり方です。

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Webライターの場合、主にパソコンが固定資産になります。

固定資産の取得価額に応じてさまざまな方法がありますが、今回は以下の2つのケースに分けて解説します。

  • 購入価格が10万円未満
  • 購入価格が10万〜20万円

購入価格が10万円未満の場合、減価償却は不要です。つまり、パソコンであっても「消耗品費」として一括で経費計上して大丈夫

購入価格が10万〜20万円の場合、「一括償却資産」として計上するのが楽です。一括償却資産では、通常の減価償却よりも短い3年間で均等に売却できます。

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一括償却資産にすれば早く経費になる上に、仕訳も簡単というメリットがあります!

例えば、15万円のパソコンをクレジットカードで購入し、一括償却資産にする場合は以下の処理を行います。

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
一括償却資産 15,0000円 クレジットカード 15,0000円

そして、以後3年間は決算期に以下の処理を行います。15万円のパソコンなので、1年ごとの償却費は「15万円 ÷ 3回 = 5万円」ですね。

借方勘定科目 借方金額 貸方勘定科目 貸方金額
減価償却費 50,000円 一括償却資産 50,000円

Webライターが確定申告をするときの3つの注意点

Webライターが確定申告をするときの注意点

Webライターが確定申告する際は、以下の点に注意しましょう。

①必要書類を保管しておく

経費を証明する書類は保管しておきましょう。

経費を証明する書類には、領収書やレシート、クレジットカードの明細書などがあります

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書類がないと、税務署の調査が入ったときに経費として認められなくなるかもしれません…。

クレジットカード決済なら、明細書をネットからダウンロードできるため、店頭でレシートや領収書などを受け取る手間が省けますよ。

②副業の場合は住民税の申告方法を変更する

副業が会社にバレたくない場合、住民税の申告方法を変更しましょう。

まず、住民税の納税方法は2種類あります。

  • 特別徴収(給与から天引き)
  • 普通徴収(自分で納税)

給与から天引きにすると、住民税が上がったことから副業収入を得ていることがバレてしまいます。確定申告書の「住民税に関する事項」で「自分で納付(普通徴収)」を選択してください。

なお、副業禁止の会社で副業がバレないようにする方法は「副業禁止でもWebライターはできる!会社にばれない5つの方法&副業の注意点も解説」で解説している

③申告期限を厳守する

確定申告の期限は、翌年2月16日から3月15日です。

もし遅れてから提出すると、無申告加算税や延滞税といったペナルティを科せられてしまいます。

とはいえ、無申告や脱税をした時のように厳しく罰せられることはないため、忘れてしまった場合は所轄税務署に相談しましょう。

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一番ダメなのは、取得があったのに申告しないこと。重大なペナルティを科せられてしまう可能性があるため注意です!

Webライターが確定申告を圧倒的に楽にする3つのポイント

Webライターが確定申告を圧倒的に楽にするポイント

最後に、確定申告を少しでも楽にする方法を紹介します。

それぞれ詳しく解説します。

①毎月帳簿記入する

帳簿記入は毎月行うことを強くおすすめします。

確定申告の直前に、全てまとめて帳簿記入するのは非常に大変です。夏休みの宿題と同じで、後回しにしていると後々苦労しますし、申告期限に間に合わなくなる可能性もあります。

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僕は新しい月になったら、月初のうちに先月分の帳簿記入を済ませてしまいます。

②カード決済をメインにする

カード決済をメインにすると楽です。

カード決済なら、明細書を見れば後でどんな取引があったのか簡単にわかります。さらに、カードの明細書が経費の証明になるため、レシートや領収書をもらわなくて良いのもメリットです。

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なお、ビジネスカードならお金の流れを分けられるので便利ですが、メリット・デメリットがあります。

メリット

  • お金の流れがわかりやすい
  • 帳簿記入が楽になる

デメリット

  • カードの使い分けが面倒

③家計簿アプリを導入する

さらに帳簿記入を楽にしたいなら、家計簿アプリを導入してみましょう。

家計簿アプリなら、クレジットカードの決済や銀行口座のお金の流れまですべてわかります。現金での取引は記録されませんが、現金で取引した分だけ手動で記入すればOKです。

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僕はクレジットカードと家計簿アプリを利用して、次のような手順で帳簿記入しています。

  1. 家計簿アプリの取引明細をダウンロード
  2. スプレッドシートにインポート
  3. 支払いのうち経費となる部分のみ色を付ける
  4. シートを見ながら、色を付けた部分だけ帳簿に記入する

Webライターは確定申告が必要!申告や帳簿記入のやり方を身につけよう

この記事では、Webライターの確定申告のやり方について解説しました。

確定申告とは、所得税を計算して税務署に申告する作業。経費や控除を理解して上手く活用すれば、大きく税金を抑えられますよ。

確定申告の正しいやり方を身につけて所得税や住民税を減らし、使えるお金を増やしましょう!

なお、Webライターで独立を目指している方は「【甘くない】Webライターでの独立は慎重に!フリーランスになるメリットと注意点」を参考にしてください

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