「SEOってどんなもの?」
「Webライターが知っておくべきSEO知識とは?具体的な書き方も知りたい!」
あなたはこんな疑問を持っていませんか?
WebライターにはSEOの知識が必須です。
しかしそうは言ったものの、具体的にどうやってSEOの知識を身に付ければ良いかわからず、悩んでしまう方も多いと思います。
そこでこの記事では、SEOを学んでWebライターになりたいあなたのために、以下の情報について解説します。
この記事でわかること
- SEOの基礎知識
- SEOの実践的なテクニック
- SEOについて深く学ぶ方法
これらの知識がないと、Webライターとして稼いでいくことは難しいため、ぜひ最後まで読んでマスターしてください!
contents
そもそもSEOとは
SEOとは「Search Engine Optimaization」の略語で、簡単に言うと「Googleの検索結果に上位表示させる施策」を指します。

たとえば「おすすめ ダンベル」というキーワードを入力すると、以下のようにおすすめのダンベルや選び方がまとめられたサイトがズラっと出てきます。
この検索結果では、ユーザーにとって役立つサイトが上位に上がるようになっています。
質の低いサイトを上げてしまうと、ユーザーの時間を無駄にすることになり、Googleの検索エンジンとしての評価も下がってしまうためです。
よって、SEOの本質は「徹底的なユーザーファースト」だということをまず覚えておきましょう。
WebライターにSEOの知識が必要な理由
Webメディアは、自分のサイトを検索結果に表示させてアクセスを集め、広告収入を得たり自社商品を販売したりしています。
WebライターはWebメディアに寄稿する仕事ですから、サイトを検索上位に上げるスキルが求められます。
仮にSEOをまったく無視して記事を書くと、ユーザーファーストではないので検索上位に上がらず、クライアントがアクセスを集められなくなってしまいます。

Webライターとして生きていくには、きちんとSEO知識を身に付け、書いた記事を検索結果に表示させてクライアントを稼がせる必要があるのです。
SEOライターになればどのくらい稼げるのか
SEOライターの大まかな収入は以下の通り。
- 専業:30〜60万円ほど
- 副業:10〜20万円ほど
単価は人によって大きく異なります。
優秀なライターだと、1文字当たり10円ほどの高単価になるケースもありますが、僕も含めて多くの人は1〜3円程度に収まるでしょう。

僕の場合、文字単価2.0円前後の案件がメインですが、それでも毎月安定して40〜60万円ほど稼げています。
SEOライターは、どうしても量産型という印象を持たれてしまいがちですが、深いSEO知識を身に付ければ他のライターと十分差別化できますよ。
Webライターに必要なSEOテクニック10選
検索上位に上がる記事を書けと言われても、具体的に何をすればいいのかわからず、悩んでいる方も多いでしょう。
まずは以下10個のテクニックを網羅しておいてください。
重要なSEOテクニック
- 想定読者を考える
- 他の上位記事をリサーチする
- 他の記事にはない内容を入れる
- タイトル・見出しにKWを入れる
- 結論ファーストで書く
- 画像にAltタグを入れる
- リストや表を活用する
- 適宜内部リンクを入れる
- メタディスクリプションを設定する
- パーマリンクを設定する
どれもWebライターには必須の内容ですから、それぞれ詳しく解説します。
①想定読者を考える
まずは想定読者を考えましょう。
いわゆる「ペルソナ」のことですね。幅広い人に書いた文章は刺さりにくいので、そのキーワードで検索する特定個人を深くイメージして記事を書く必要があります。
まずは以下のステップで読者を決めましょう。
- まずは自分でイメージ
- 競合記事を見ながら答え合わせ
- 知恵袋なども参考にする
たとえば「太もも 痩せ」というキーワードで検索している読者は、太ももが気になっている女性であると想像できますよね。
次に、競合記事を見て読者像が合っているか答え合わせします。他の記事を見て、まったく違った読者に対して記事が書かれていた場合、読者像を見直す必要があるでしょう。
どうしても読者像が掴みにくい場合は、Yahoo!知恵袋のような質問サイトを見て「どんな人が質問しているのか」調べてみるのもおすすめです。
②他の上位記事をリサーチする
次に競合記事をリサーチしましょう。
検索上位に上がっているということは、その記事に書かれている情報が読者にとって有益であるとみなされている可能性が高いです。
特に「複数の上位記事に入っている情報」はほぼ必須のため、必ず抑えるようにしましょう。
ただし注意したいのが、記事の内容がイマイチなのに、ドメインパワーだけで上位に上がっているサイトも少なからずあるということ。

競合記事を見て、あまりにも読者ニーズとズレすぎているといった場合、無理に記事に組み込む必要はありません。
③他の記事にはない内容を入れる
Web記事には「オリジナリティ」も求められます。
僕はディレクターとしても活動していて、ライターさんの構成を日々チェックしていますが、競合記事をなぞっただけの構成を提出してくる人も少なくありません。
しかし、そのようなコンテンツは最悪「重複コンテンツ」とみなされてしまい、サイト自体の評価を落としてしまう可能性すらあるので要注意です。
具体的にオリジナリティを追求する方法は2つあります。
- 独自体験を入れる
- ニーズをずらして考える
独自体験とは、あなた自身が直接体験した結果やインタビュー、アンケートなど、簡単には他者に真似できない情報のことを指します。
独自体験があればベストですが、それが難しいことの方が多いため、読者ニーズからオリジナル情報を考えるのも良いでしょう。
たとえば「株 おすすめ」というキーワードの読者のニーズは、一見「株で稼ぐ方法を知りたい」です。ただ、読者の最終目的は「投資で利益を得たい」ですから、株以外の投資方法を紹介しても良いでしょう。

このように、読者ニーズを突き詰めて考えることで、他のサイトにはないコンテンツになりますよ。
④タイトル・見出しにKWを入れる
タイトルや見出しには必ずKWを入れましょう。
タイトルにKWを入れることで、読者やGoogleに対して「この記事は〇〇というKWで調べる読者に向けて書いている」ということを伝えることができます。

他にも、タイトルをつけるときは以下のポイントが重要になります。
- 記事の内容を明確にする
- キーワードは左に寄せる
- 28~32文字以内にする
また、見出しにもしっかりKWを入れましょう。
そもそも見出しとは、記事における章のようなものです。
読者はタイトルだけでなく、見出しを見て読むかどうか判断することも多いため、見出しにKWが入っていないと離脱されてしまう可能性もあります。
⑤結論ファーストで書く
記事を書くときは結論ファーストを常に意識しましょう。
Web記事を読む人は、知りたい情報をパッと調べたいと考えていることが圧倒的に多く、じっくり読んでもらえることは少ないからです。

初心者は「結論→理由→具体例や根拠→結論」という順番で書く「PREP法」という文章テクニックを覚えておきましょう。
以下は具体例です。
(結論)
ダイエットにはウォーキングがおすすめです。
(理由)
なぜなら、ウォーキングはランニングよりも高いカロリー消費を期待できるからです。
(根拠や具体例)
〇〇大学の研究では、時速7.5km以上で行うファストウォーキングでは、同じ速度のランニングに負けないほどのエネルギー消費ができると明らかになりました。
さらに、ウォーキングはランニングよりも体への衝撃が少ないため、初心者にも取り組みやすいという利点があります。
(結論)
痩せたいなら、早足ウォーキングでどんどん脂質を減らしていきましょう。
絶対にこの通りに書かなければいけないというルールはありませんが、初心者のうちは補助輪として活用すると良いでしょう。
⑥リストや表を活用する
記事内ではリストや表を活用しましょう。
ずっと文章ばかり続いていると、読者は飽きてしまいます。特に、並列する要素がずっと並ぶときは、表やリストを使って読者にわかりやすくする必要があります。
たとえば、これから紹介する内容を伝えたいときは、以下のようにリストを用いるとわかりやすいですね。
またパソコンを紹介するときは、このように値段やスペックなどを表にまとめてあげると、読者が知りたい情報をまとめてゲットできます。

⑦画像にAltタグを入れる
画像にはAltタグを入れましょう。
Altタグとは、その画像が何を表しているのか示すためのテキストのことで、Googleに画像の意図を伝えるために設定されています。
きちんとAltタグを設定していれば、画像を調べたときの検索結果にも表示されるようになり、画像検索からのアクセスも期待できますよ。

⑧適宜内部リンクを入れる
内部リンクもしっかり入れましょう。
内部リンクとは、同じサイト内で別の記事に繋げるためのリンクのこと。内部リンクを設置することで、ユーザーが他の記事を見るため滞在時間が長くなって、Googleからの評価が上がりやすくなります。

たとえば、このブログでも「記事で説明しきれない情報」は、より詳しく解説している記事にどんどん内部リンクを繋いでいます。

⑨メタディスクリプションを設定する
メタディスクリプションも重要です。
メタディスクリプションとは、Google検索したときにタイトルの下に表示される短い文章のこと。
この文章を設定することで、記事の内容を簡潔に伝えることができるため、タイトルだけの場合よりも読者に記事を読んでもらいやすくなります。
⑩パーマリンクを設定する
パーマリンクもきっちり設定しましょう。
パーマリンクとは記事ごとのURLのことで、これを英語で設定しておかないとURLの文字列がぐちゃぐちゃになってわかりにくくなります。
パーマリンクを設定したからといって、SEOで検索上位に上がりやすくなるわけではありませんが、できれば英語にしておきましょう。
たとえば、Webライター 始め方なら「webwriter-begin」のように、きちんと意味が伝わるように英訳することが大事です。
さらにスキルアップ!優秀なSEOライターの特徴3つ
さらに優秀な人材になれば、案件がそう簡単に途切れることがなくなり、安定的に稼げるようになりますよ。
優秀なSEOライターには、次のような特徴があります。
優秀なSEOライターの特徴
- 読者ニーズを深掘りできる
- ジャンルに関しての権威性がある
- WordPressの操作スキルがある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①読者ニーズを深掘りできる
読者ニーズを深掘りできるライターは貴重です。
読者ニーズには大きく分けて「健在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類がありますが、後者をしっかり考えられていない人が多い印象です。
読者ニーズ | 内容 |
顕在ニーズ | 表向きのニーズ |
潜在ニーズ | 読者自身でも気づいていないニーズ |
たとえば「デッドリフト やり方」というキーワードなら、顕在ニーズは「デッドリフトの正しいやり方を知りたい」になります。

潜在ニーズとは、「その記事を読んだ結果、読者がどどうなりたいのか」を示すものですから、今回の記事の場合は次のようになるはずです。
- 異性にモテたい
- 自分に自信をつけたい
- 美しい体を手に入れたい
これらの潜在ニーズを考えると、モテる筋肉の付け方やファッションを紹介するなど、競合記事にはない情報も組み込むことができますよね。

②ジャンルに関しての権威性がある
ジャンルに関しての権威性があるとベストです。
Googleには「E-A-T」という評価基準があります。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)

たとえば、金融系の案件なら金融機関に勤めていた経験がある人や、ファイナンシャルプランナーなどお金に関する資格を持っている人が有利になります。
文章をわかりやすく書けるライターはいても、資格まで持っているライターはなかなかいないので、安定して案件を受けられるようになるでしょう。
もちろん、現在持っていなくても自分がこれから挑戦していくジャンルに応じて資格を後々取得するのもおすすめです。
③WordPressの操作スキルがある
多くのクライアントは「WordPress」というシステムを使ってメディアを構築しているため、そこに直接入稿できれば重宝されます。
WordPressを触ったことのないライターだと、まず入稿はできませんから、自分でブログを作ってしまうのがおすすめです。

- ドメインを取得する
- サーバーを契約する
- WordPressをインストールする
サーバーは多くの人が使っていて安心感のある「エックスサーバー」がおすすめ。わからないことがあれば、コメント欄に質問してもらって構いませんので、まずこちらからブログを立ち上げてみましょう。
WebライターがSEO知識を学ぶ3つの方法
WebライターがSEO知識を学ぶには、次のような方法が考えられます。
SEO知識を学ぶ方法
- 本を読む
- 講座を受ける
- 自分でブログを運営する
それぞれ詳しくて見ていきましょう。
①本を読む
まずは本を読んでみましょう。
本を何冊か読みこめば、SEOの本質である「読者ファースト」をより深く理解できるはずです。
特に以下のような本がおすすめです。
まずは何冊か買ってスキマ時間に読んでみましょう。
②講座を受ける
講座を受けてみるのも手です。
正直、SEOはあまりに深すぎて初心者はどこまで理解すればいいか難しいため、講座を受けて体系的に学習する方が効率的でしょう。
特におすすめの講座は「WritingHacks」です。
WritingHacksはプロからの添削が受けられるのが魅力のオンライン講座で、SEOについても非常にわかりやすく解説されています。

手取り早くSEOライターになりたい方は、ぜひWritingHacksを受講してみると良いでしょう。
より詳しい情報について知りたい方は、こちらの記事で受講した結果を書いています。
>>【体験談】WritingHacksで本当に稼げるようになる?評判や受講してみた結果を暴露します
③自分でブログを運営する
自分でブログを運営してみるのもおすすめです。
Webライターは、あくまでクライアントから任されて記事を書くだけなので、そこからアクセス解析やユーザー行動などを調べることはできません。

エックスサーバーを使えば、誰でも簡単にWordPressを解説できますので、まずは自分のブログを立ち上げてみましょう。
僕はライターになる以前からWordPressでブログを作った経験があったので、諸々覚えるのが早かったです。
WebライターにはSEO知識が必須!最低限のテクニックは身に付けよう
WebライターにSEOの知識は絶対必要です。
SEOについて理解していないと、書いた記事を検索上位に上げることができないため、クライアントから安定して仕事をもらうことができません。

Webライターに必要なSEOテクニック
- 想定読者を考える
- 他の上位記事をリサーチする
- 他の記事にはない内容を入れる
- タイトル・見出しにKWを入れる
- 結論ファーストで書く
- 画像にAltタグを入れる
- リストや表を活用する
- 適宜内部リンクを入れる
- メタディスクリプションを設定する
- パーマリンクを設定する
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